post-vintage
Redesign clothes
Embroidery
"2020/2050"
コンセプト・企画・ヴィンテージセレクト/大原奈緒子(rhythm.war*p )
刺繍アーティスト/二宮佐和子
Archive Video
映像
出演/鈴木昭男・宮北裕美
カメラ/舒雨佳
現場応援/大西隼
監督・編集/葛谷朱美
企画・取材/大原奈緒子
Teaser movie
予告編です。本編公開はしばらくお待ちください。
本編は、インタビューと即興パフォーマンスで構成された25分程のドキュメンタリー映像です。
私が古着に感じる生命性を探求するために、鈴木昭男(サウンドアーティスト)と宮北裕美(ダンサー・アーティスト)へインタビュー行いました。post-vintageを纏った即興パフォーマンスでは、post-vintageに宿る生命エネルギーの可視化を観察したもです。二人にコンセプトを伝え、またその場にあるもので演奏し手ほしいという依頼をしています。
映像監督には映画『プリテンダーズ』(2021夏公開予定)助監督・衣装・美術を務め、ドキュメンタリーからバラエティーまで幅広く番組を手掛ける葛谷朱美(ディレクター・イラストレーター)。
カメラはCM、企業のヴィジュアルデザインなどを手掛ける舒雨佳(フォトグラファー・ヴィジュアルデザイナー)、現場応援には「欲望の資本主義」,「ズームバック・オチアイ」など、注目のドキュメンタリー番組を手掛ける大西隼(プロデューサー・ディレクター)も駆けつけ、プロのドキュメンタリーチームで撮影した映像作品となっています。
post-vintage 2020
"2020/2050"
刺繍作品アーカイブ
「彼らは何者なのか。」
本映像は、鈴木昭男と宮北裕美へのインタビューと、post-vintageを纏った二人のパフォーマンスで構成されています。また、パフォーマンスは鈴木昭男さんと宮北裕美さんの暮らす京丹後、竹野海岸で採取したものを使った即興パフォーマンスです。
肩書きに執着がなく「僕はみちくさしてるんですよ。」と言うのは、世界的サウンドアーティストの鈴木昭男さん。そう言いながら、昭男さんのパフォーマンスはみちくさとは程遠い、卓越した技術で場を一変させる、破壊に似た衝撃があります。何よりそれが、私たちが身近なもので、聞いたことのない音を奏でるので尚更です。
宮北裕美さんは、幼少の頃から器械体操を学び、イリノイ大学芸術学部ダンス科卒業という経歴を持つダンサー・アーティストです。そのダンスは最小限で、ダンスの概念を突き抜けて、捉えどころのない"何か"を出現させるシャーマニズムのような印象を受けます。それは決して恐ろしいものではなくて、不思議と懐かしい感情が湧き上がります。
彼らのパフォーマンスには、これまでに見たことのない、感覚的な"何か"を現します。古着に感じる生命的な"何か"を探究していくと、昭男さんと裕美さんに通じるのです。
彼らに委ねることで、古着に感じる生命性を見ることができるのではないだろうか。
そこで、post-vintageのコンセプトを伝え、そこに宿る生命性を現してほしいと依頼しています。
二人が着るジャンプスーツは刺繍がリデザインされています。これは刺繍アーティスト二宮佐和子さんにテーマを投げかけ、刺繍デザインを依頼したpost-vintageの古着作品です。
古着に再び宿したエネルギーは、鈴木昭男さんと宮北裕美さんのパフォーマンスに現れ伝達します。
彼らから見えてくる"何か"を目撃してください。